4番人気以下の馬でリーディングジョッキー

データ分析

この記事は「騎手」がテーマのデータ分析です。リーディング上位の常連は人気馬ばかり乗ってるから勝ってるんちゃうんか?という疑問から、4番人気以下の馬限定の勝利数で真の実力を持つ騎手を洗い出します。その着回数と回収率がどうなるのか、次の条件で集計してみました。

  • JRA 2019年
  • 芝・ダート競走
  • 出走取消、発走除外、競走除外を除く
  • 単勝人気順4人気~18人気
  • 騎手コードでグループ化

結果はこちら。トップ30位まで載せてます。

騎手コード 騎手名略称 1着回数 2着回数 3着回数 出現数 単勝回収率 馬連回収率 3連複回収率
01126 松山弘平 36 49 48 635 95 65 68
01154 松若風馬 29 25 22 572 69 62 59
01127 丸山元気 28 20 30 452 134 63 49
01018 和田竜二 27 38 51 678 60 40 49
00732 幸英明  27 32 47 589 136 96 98
01171 西村淳也 27 28 39 508 96 73 80
01075 田辺裕信 26 40 34 415 88 97 52
01122 三浦皇成 24 41 35 533 54 60 59
01102 北村友一 23 23 48 399 74 72 129
00422 内田博幸 22 29 31 580 54 60 54
01032 池添謙一 22 23 22 406 129 61 43
01096 大野拓弥 22 20 53 608 52 58 73
01077 石橋脩  22 20 22 360 96 65 42
01095 吉田隼人 21 18 27 475 81 68 62
01092 津村明秀 20 27 24 473 87 78 51
01093 藤岡佑介 20 20 27 382 112 40 49
00660 横山典弘 20 15 19 271 139 84 62
01170 横山武史 19 21 34 546 70 41 40
05386 戸崎圭太 18 23 39 350 74 73 70
01091 丹内祐次 17 24 35 574 47 30 44
01115 浜中俊  17 22 25 329 105 81 97
01164 藤田菜七 17 21 17 553 37 40 34
01144 菱田裕二 17 16 20 404 90 61 61
01014 福永祐一 16 46 32 334 77 66 46
05203 岩田康誠 16 45 41 534 44 51 37
01116 藤岡康太 16 33 43 529 69 71 76
00666 武豊   16 25 31 304 65 54 59
01178 斎藤新  16 25 22 428 48 84 60
01174 岩田望来 16 19 28 436 71 76 77
01169 武藤雅  15 23 24 549 66 46 47

外国人ジョッキーが全くいてない…。もちろん勝って当たり前の馬ばかり騎乗依頼されるような、その立場まで出世できる実力が何よりの実力ですが。1位はブッチギリで松山弘平。デアリングタクトを、史上初の無敗の3冠牝馬に導いた実力は伊達じゃない。まあ4番人気以下の騎乗回数(出現数)が多いってのもありますが。

個人的には横山典弘、浜中俊の数字になるほど納得って感じです。福永祐一、武豊の出現数とほぼ同じ少なさでありながら成績はその上。華があるというか何というか、そういう騎手で選んで馬券を買ってる人が多いってことの表れでもあります。馬券を買う際の参考にしてください。

「馬連回収率」とは馬連を総流しで買い続けた場合の数字です。つまり、その馬が2着以内に入れば馬券は的中っていう計算です。「3連複回収率」も馬連と同じ、総流しで買い続けてその馬が3着以内なら的中です。経験的に連勝式の回収率は、還元率を超えていれば「買い」のパターンです。JRA馬連なら77.5%以上といったように。なぜなら総流しで馬券を毎回買うことなんて現実的にありませんから。見込みのある実力馬だけに相手を絞って買いますよね?

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