この記事は「pgAdmin」のバージョン6.18を使って書きました。
pgAdminとは
「pgAdmin」はPostgreSQLが作ってる無料のデータベース管理ツールです。プロシージャと関数を作ったり編集するときは「A5:SQL Mk-2」よりもpgAdminのほうが作業が捗ります。どこでエラーが発生したか行番号を教えてくれるので。「A5:SQL Mk-2」と上手く使い分けてください。
ちなみに当サイトのサンプルプログラムはすべてpgAdminが提示する書式のソースコード(「SQL」のタブで見れるやつ)を使ってます。いわば本家本元の書き方です。
ダウンロードとインストール
次のサイトからダウンロードします。
■pgAdmin
https://www.pgadmin.org/download/pgadmin-4-windows/
一覧の一番上にある最新版を選べばOKです。

インストールはボタンを押すだけの簡単なものなので説明は省略します。
pgAdminの起動
「pgAdmin4.exe」を起動します。デフォルトのインストール先は「C:\Program Files\pgAdmin 4\v6\runtime」です。デスクトップにショートカットを作っておくと便利です。起動したら最初の画面でパスワードを入力します。

※当サイトのマニュアルに従ってPostgreSQLをインストールした場合のパスワードは「postgres」
pgAdminの日本語化
次にpgAdminの日本語化です。
- ツールバーの「File」をクリックします。
- メニューの「Preferences」をクリックします。
- 「Preferences」画面左のツリーから「ユーザ言語」を選択します
- ユーザ言語から「Japanese」を選択します。
- 画面右下の「Save」ボタンをクリックします。

ユーザ言語を「Japanese」から「English」に戻して操作した画像なので実際とは同じじゃないかもです。
オブジェクトの一覧を見る
画面左側のツリーを展開して「pckeiba」を展開します。

その中にある「スキーマ」を展開します。ここにある次の3つ以外は使うことはないと思います。
- テーブル
- プロシージャ
- 関数

SQLを実行する
pgAdminでSQLを実行する方法です。
- ツールバーの「ツール」をクリックします。
- メニューの「クエリツール」をクリックします。
- 画面の右側に新しく出てきたタブのシートにSQLを書く。またはコピペする。
- 画面の上にある「▶」ボタン(実行/更新)をクリックして実行する。

※コピペは「生産性が高まるワザ」の記事を参照。
https://pc-keiba.com/wp/productivity-tips/
接続先のデータベース
接続先は画面左側で操作中のデータベースになってます。
「pckeiba」と「pckyotei」の両方を使ってるユーザーは接続先に注意!

CSVファイルを作る
pgAdminでCSVファイルを作る方法です。
学習データのCSVファイルを作るのはpgAdminがオススメです。
SQLを実行する
- 前章の「SQLを実行する」を参考にSQLを実行します。
- 「ファイルに結果を保存」ボタンをクリックします。

SQLの実行結果をCSVファイルに保存する
「名前を付けて保存」のダイアログが表示されるので、場所とファイル名を指定して保存すればOK。

アプリケーションの終了
画面右上の閉じるボタン「✕」をクリックします。確認のダイアログが出てくるので「このページを離れる」をクリックします。

将来パソコンを引っ越しするときのことを考えて、自分が作ったSQLはデータベースにだけじゃなくてテキストファイルにも保存しときましょう。