このカテゴリーではJRA-VAN DataLab.の人気No.1ソフトTARGETのマニュアルでやってる「レース検索」をPC-KEIBA Databaseの「レース集計」ではどうやるのか?を解説します。画面の基本的な使い方や各項目の詳細はマニュアル「レース集計画面の使い方」を参考にして下さい。
レース集計画面を使う前に、
・馬毎払戻過去走データ登録
が必要です。
レース集計検索条件 画面
集計期間はレース詳細テーブルの「開催年月日」で設定します。この記事のテーマについて今回の例では2016年~2020年の5年間とします。トラックを「芝・ダート」で設定します。
次に「前走検索条件」タブを選択して、トラックを「芝・ダート」で設定します。
次に、画面の右側にあるスクロールバーを下へスライドして、馬毎レース情報テーブルにある確定着順を「10~28」、脚質を「逃げ」で設定します。この記事のテーマである「大敗」は、前走10着以下とします。
検索条件の設定が終わったら画面右下の「次へ」ボタンをクリックします。
レース集計項目 画面
この記事のテーマは「逃げて大敗した馬の次走成績を調べたい」ですが、前走を「大敗」した馬はだいたい人気薄になりやすいので、それでも「大方がある程度勝負になると見込んでる馬」たちをフィルタできるように、ここでは「トラック・指数順位」を集計項目に設定します。各項目の詳細については「JV-Data仕様書」をご覧ください。外部指数は「コンピ指数」を使いました。検索条件で外部指数を設定しない場合は「指数No=1」が自動的に設定されます。
集計項目の設定が終わったら画面右下の「実行」ボタンをクリックします。
レース集計結果 画面
指定した検索条件と集計項目による集計結果がシートに表示されます。集計内容やパソコンのスペックによって時間を要する場合があります。
これで「逃げて大敗した馬の次走成績」を調べることができました。芝の指数順位上位馬は出現数が少なくデータとして信頼できませんが、ダートの上位馬はかなりの勝率でありながら各式別の回収率が還元率を超えています。あるいは指数順位の集計項目以外に儲かるパターンが存在する可能性があるので他にも試してみてください。
並べ替え 画面
レース集計結果の画面左下の小さなボタンをクリックするとメニューを表示します。「並べ替え」をクリックすると、この画面からソート順を指定できます。集計内容に応じて変更してください。今回の例では集計項目である「トラック・指数順位」の昇順で並べ替えしています。
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