ブリンカーの着脱による成績を調べたい

レース集計

このカテゴリーではJRA-VAN DataLab.の人気No.1ソフトTARGETのマニュアルでやってる「レース検索」をPC-KEIBA Databaseの「レース集計」ではどうやるのか?を解説します。画面の基本的な使い方や各項目の詳細はマニュアル「レース集計画面の使い方」を参考にして下さい。

レース集計画面を使う前に、
馬毎払戻過去走データ登録
が必要です。

レース集計検索条件 画面

TARGETのテーマと違いますが、ここではブリンカーを「前走なし」から「今走あり」に変更した馬を、今走の単勝人気順別に集計してみます。その理由は「ブリンカーの有無」のグループ化だけではあまりにも抽象的すぎて、同じレースで同じ条件の馬が星を潰しあって、実際の競馬予想では全く役に立たない数字になるからです。集計期間はレース詳細テーブルの「開催年月日」で設定します。この記事のテーマについて今回の例では2015年~2019年の5年間とします。

次に、画面の右側にあるスクロールバーを下へスライドして、馬毎レース情報テーブルにあるブリンカーを「使用」で設定します。

次に「前走検索条件」タブを選択して、ブリンカーを「未使用」で設定します。今走ブリンカーを「使用」、前走ブリンカーを「未使用」でフィルタすることで「ブリンカーの着脱」を抽出します。

検索条件の設定が終わったら画面右下の「次へ」ボタンをクリックします。

レース集計項目 画面

今回はブリンカーを「前走なし」から「今走あり」に変更した馬を、今走の単勝人気順別に集計したいので「単勝人気順」を集計項目に設定します。各項目の詳細については「JV-Data仕様書」をご覧ください。

レース集計結果 画面

指定した検索条件と集計項目による集計結果がシートに表示されます。集計内容やパソコンのスペックによって時間を要する場合があります。

3番人気馬は単勝回収率が100%を超えており、5~7番人気馬の単勝回収率においても「単勝人気順別データ分析」のデータと比較すると優秀な数字。ということはブリンカーの効果はある、ということです。

並べ替え 画面

レース集計結果の画面左下の小さなボタンをクリックするとメニューを表示します。「並べ替え」をクリックすると、この画面からソート順を指定できます。集計内容に応じて変更してください。今回の例では集計項目である「単勝人気順」の昇順で並べ替えしています。

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