2023年2月に発売された「コーナーロス激走!馬券術」という本を知ってますか?この本を要約すると、前走で外を回って負けた馬は過小評価されている、という話です。このプロシージャを使えば、その回収率の集計やシミュレーションが簡単にできます。レース詳細のコーナー通過順位1、コーナー通過順位2…の横並びを、次のような馬番単位のテーブルに展開します。
テーブルの項目「集団、順位、差、先頭」の意味は「JV-Data 仕様書」に従い、以下のように設定しています。文字では伝えにくいですが、上記の実際のデータと比較すれば分かりやすいと思います。
<テーブル項目> | <JV-Data 仕様書> | <補足> |
集団(shudan) | ():集団 | 先頭からn番目の集団 |
順位(juni) | ,:馬番の区切 | 集団で内からn頭目 |
差(sa) | =:大差 -:小差 | 集団または馬番に対して設定 |
先頭(sento) | *:先頭集団のうちで先頭の馬番 |
JRA-VANと地方競馬DATAの両方に対応しています。SQLファイルはテーブル作成とプロシージャ作成のセットです。PostgreSQLでプロシージャを自作する場合の参考にもなります。
このプロシージャの具体的な使い方については「【コーナーロス】前走で外を回って負けた馬は過小評価されている」の記事で解説しているので参考にして下さい。